【ダナン観光】市街地エリアで今と昔のダナンを知る
ベトナムのリゾート・ダナン。ビーチエリアでリゾートを楽しむのもいいですが、ダナン市街地エリアでは、ダナン市民の生活を覗いたり、ダナンの歴史を学ぶことができます。今回は、そんなダナン市街地エリアの観光体験を書きます。
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■目次
1. ダナン市民の生活を味わう
①ダナン大聖堂
ダナン大聖堂は、ピンク色がかわいらしい大聖堂。フランス統治時代に建てられた、ダナンで唯一のカトリック教会です。
塔の上に鶏が乗っていることから、鶏教会とも呼ばれています。ミサの時間であれば、内部の見学も可能です。
教会の裏手には、洞窟とアヴェマリア像がありました。ピンク色の大聖堂とはまた違った、ミステリアスな雰囲気です。
敷地内にはグッズショップがあり、キリスト教にまつわるグッズを購入することができます。
■ダナン大聖堂[Giáo xứ Chính tòa Đà Nẵng]
②ハン市場
ダナンには、2つの有名な市場があります。まずは、ハン市場。観光客向けで、比較的きれいな市場です。
中に入ると、商品が所狭しと並んでいます。ドリアンやマンゴスチンなどの南国フルーツも山積みです。商品がありすぎて、スイカが小さく感じます。
市場内は、商品のエリアがほぼ決まっているように感じました。こちらは、乾物系です。海鮮やフルーツなど様々な乾物が売られています。
購入時には値段交渉をします。交渉することで安く購入できます。南国らしい香りの石鹸なども売られており、お土産探しにもぴったりです。
ハン市場は2階建てで、1階が食料品・日用品、2階が衣料品売り場になっています。
買い物のあとは、ハン市場内にあるフードコートで休憩です。ハスの実チェーとバインベオを注文しました。チェーは、ぜんざいのようなベトナムのひんやりスイーツ。すっきりした甘さです。
バインベオはフエ名物の蒸し餅で、お餅の甘さとトッピングの香ばしさが癖になります。
■ハン市場[Chợ Hàn]
③コン市場
コン市場。ハン市場よりもローカルで、ダナン最大の市場です。
ハン市場とは、雰囲気も違います。観光客は少なめで、ベトナムの人々の生活が垣間見えました。食料品・衣料品・日用品など、生活に必要なものはなんでも揃っているようです。
コン市場の前で、ジャックフルーツというフルーツが売られていました。とげとげなのでドリアンかと思ったのですが、全く違うフルーツだそうです。柿のようなしっかりとした食感でした。
■コン市場[Chợ Cồn]
2. ダナン博物館で歴史を学ぶ
博物館か美術館に行って知見を広めたいと思い、ダナン博物館に行きました。モダンな建物の前には、軍使の像と大砲があります。
1階は、ダナンの歴史や文化の展示です。ダナンは昔、港町として栄えました。ジオラマで昔の生活が再現されています。
こちらは、ヌクマムづくりの様子です。木樽を使ったその手法は、今でも変わっていないそうです。
続いて2階は、ベトナム戦争の展示です。戦争で使用した武器や爆弾、当時の写真などが、戦争の残酷さを物語っています。ベトナム戦争は、1975年まで続いた、南北に分裂したベトナムの戦争です。 まだ戦争が終わってから50年も経っていません。
通路には、おもむろに爆弾が展示されています。気化爆弾のこと、枯葉剤のこと、地上戦だったこと。ベトナム戦争の悲劇を目の当たりにしました。見るのも辛く、悲しい展示もありましたが、戦争の恐ろしさと平和のありがたさを感じました。
■ダナン博物館[Bảo tàng Đà Nẵng]
3. ローカル食堂で腹ごしらえ
ショッピング後はお腹がすいたので、ローカル食堂に行きました。
ドリンクはココナッツジュース。生のココナッツに穴をあけてストローをいれ、そのまま飲みます。ココナッツミルクの味をイメージしていましたが、甘さは少なくさらっとしています。暑い日にぴったりです。
注文したのは、生春巻きと豚の串焼き。生春巻きは、タレとの相性が抜群です。具材もたっぷりで意外とボリューミーです。豚の串焼きも、日本のものとは違う独特な味付けでおいしかったです。
■ホアン・ティン[Hoang Tin]
4. ダナン市街地の場所
ダナン市街地は、ダナン空港から車で約10分、ミーケービーチから車で約10分の場所にあります。
5. ダナン市街地観光まとめ
ダナンはビーチが有名ですが、市街地エリアではリゾートとはまた違った発見や楽しみがあります。みなさんもぜひ、ダナン市街地エリアで楽しい観光をしてください。